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    アーカイブ サンデー毎日 倉重篤郎のニュース最前線 2026/03/11 倉重 篤郎
    倉重篤郎のニュース最前線 日本の平和ブランドを政策に高めよう 畠山澄子・「ピースボート」共同代表が船上から見る
     畠山氏は、高校でイタリアに留学し、英米の大学で学び博士号まで取った国際人である。43年の歴史を持つ国際交流NGO「ピースボート」には19歳の頃からスタッフとして関わり、現在は共同代表として世界一周のクルーズをコーディネートする一方、核廃絶運動や難民支援などの国際的な活動を行っている。昨年は8月から12月まで1700人を乗せ109日間の旅をしてきた。年明けも南米に赴き、高市解散の前後に帰国したばかりである。TBS「サンデーモーニング」では知的でリベラルなコメテーターとしての存在感もある。その人の目からこの選挙がどう見えたのか、東京・高田馬場の事務所を訪れた。
    「世界を回っていると…」
    「毎年地球を回っているといろんなことと出会います。ガザは停戦、落ち着いたと思われがちだが、中東情勢を通じ、クルーズが影響を受けることもある。ウクライナ戦争も丸4年。乗組員には家族が戦場で戦っているウクライナ人もいる。アフリカ沖を通れば、スーダンやコンゴ内戦などもあり大変な状況だ。世界を回っていると常に戦争状態という感じだ。日本が直接巻き込まれていないだけ」
    「ピースボートは日本以外の参加者も増え、乗船客1700人のうち300人くらいが日本語を話さないアジアの方々だ。中国大陸、香港、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、タイと、船内がある種の東アジア共同体になる。公用語は日本語、英語、中国語、韓国語と4言語設け、船内アナウンスも、新聞もテレビも全部4言語でやっている。4カ月はそれなりの時間。うまくいかないこともあるが、参加者の声に耳を傾け、これができる、できない、と整理する。そうすると、社会が成り立つ」
    「その過程が私は凄(すご)く面白い。…



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