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    アーカイブ 秋田朝日放送 コラム 2017/11/13 桜井 元
    2日続きの「お別れ会」(秋田朝日放送ホームページコラム『戯れ言 たわ言 ひとり言』より)
     11日は東京・築地で新聞社のドイツ特派員の先輩・五十嵐智友さん(2月27日、80歳で死去)、12日は福岡で記録作家・林えいだいさん(9月1日、83歳で死去)と2日連続で「お別れ会」に出席してきた。
     順序を逆にして……林えいだいさんは、筑豊の香春町に住んで、九州の公害問題、朝鮮半島から筑豊の炭鉱への強制連行、B・C級戦犯、特攻隊、植民地支配など歴史の暗部に光を当て、常に弱者・被害者の視点に立って権力と対峙してきた。在任1年半足らずだったが、筑豊支局田川駐在だった32年前、ご自宅に呼ばれ、地域の歴史や課題について教えていただいた。
     えいだいさんは60冊近い本を残されたが、病と闘いながらRKB毎日放送のインタビューで「あと10冊書きたい」と絞り出すような声で語った。遺稿は特攻隊の生き残りの人の証言をまとめたもので、130枚まで書き進めてあったという。
     えいだいさんに影響された報道関係者は多く、お別れ会も九州朝日放送(KBC)をはじめ放送・新聞の各社が取材していた。ルポライター鎌田慧さんは「魂は継承される」と挨拶したが、えいだいさんの志は中堅・若手の記者たちに引き継がれると確信した。
     心配なのは、五十嵐智友さんの未完の1冊だ。戦時下の朝日新聞ベルリン特派員・守山義雄氏が題材で、守山氏はナチスドイツ軍の「パリ入城記」など名文記者として知られる。実は、守山氏は大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)ドイツ語科で、私のちょうど50年先輩に当たり、朝日放送(ABC)OBのご子息とも面識がある。
     柔和な五十嵐さんの遺影から「あとは君に頼んだよ」と微笑みかけられたように感じて、いつになく緊張した。
    映画「抗い」の場面から、執筆中の林えいだいさん。出席者に配られた



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